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点検の達人の紹介
なぜ私たちはこれをやっているのか?
共同創業者の置鮎が私に自分の消防設備点検の事務で使用しているクラウドサービスが使いにくいので、改善するための良い方法は知らないかというところから始まりました。
彼は、汎用的なサービスを組み合わせて消防設備点検の管理に使用していました。物件の管理はサービスAで、点検票の管理はサービスBで、予定の管理はカレンダーサービスでといった具合です。 しかし、それらのサービスを組み合わせるということはサービス間のデータ連携が難しくなるため、仕方なく手動で連携を管理していました。
また、私たちは消防設備点検向けの既存サービスをいくつも試してみましたが点検票の作成体験は高いものの、物件の登録から始まりその物件の点検契約が終了するまでの一連の点検管理体験が良いサービスはありませんでした。
私たちはこの点検管理体験を改善できたら多くの事務作業に充てる時間を減らすことができて、もっと本質的な現場での「点検と工事」に集中できるのではないかと考えました。
何の問題を私たちは解決するのか?
私たちはビルの点検管理プラットフォームを作っています。消防設備点検はビルメンテナンスの一つであって、その他にも水や電気周りなどの点検・工事もあります。私たちはその中の消防設備点検の事務作業から手をつけました。
消防設備点検の本質である「点検と工事」に集中できるようにすることで、事務作業の時間短縮による人件費削減、1日あたりの点検数増加による売り上げ向上、顧客満足度向上による点検契約数増加を目指しています。
なぜ今なのか?
2019年から始まった新型コロナウイルス感染症の流行により、働き方が変わりオンラインでの書類提出やリモートワークが増えました。
消防設備点検でも、点検票がオンラインで提出できるようになりました。
そのようなオンラインの書類提出を前提とした点検の事務作業全体を改善するサービスがありません。
オンラインファーストの時代に合った次世代のサービスを提供することに必要であると考えています。